富岳CPU A64FX用ディープラーニングライブラリの深層 -研究者が語る開発の軌跡- - fltech - 富士通研究所の技術ブログhttps://blog.fltech.dev/entry/2020/11/18/fugaku-onednn-deep-dive-ja
「富岳ユーザーおよび世の中のArmv8-A命令セットを採用するCPUのユーザーの事を考えた場合、DL処理ライブラリのデファクトである本家のoneDNNに最高にチューニングされた実装が最初から組み込まれていた方がよいと考えました。そこでIntelと協業し、我々の開発成果を積極的に本家oneDNNへプルリクエストしていくことを決めました」「我々が開発したXbyak_aarch64と、それを使ったArmv8-A命令セット向けに最適化したソースコードは、本家oneDNNに正式に取り込まれています。今後も、我々が開発したArmv8-A向けに最適化した実装は継続的にプルリクエストを出していく予定です。いつか、皆さんのお手元のスマホの上で、我々が開発したソフトウェアが動作する日が来ることを夢見て、研究開発を継続していきます」