厳密な解析学入門講義では,一般に集合・写像 → 極限・連続函数 → 導函数 → 積分の順に教程が進む。しかし,解析学の歴史的発展においてはこの行程は寧ろ全くの逆であるそうで,本書では歴史順序を再現するそうだ。個人的には,特に自然科学において,歴史的経緯というのはそこまで重視すべきではない事柄に思える。少なくとも本質には含まれないだろう。しかし,同時に一人間である以上,どのような分野であっても人文学的議論は交えて然るべきであるとも考えているので,本書を読むことにした。
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B̅ (cmplstofb@mathtod.online)'s status on Thursday, 03-Dec-2020 18:40:53 JST
B̅
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B̅ (cmplstofb@mathtod.online)'s status on Thursday, 03-Dec-2020 18:40:54 JST
B̅
この本とはちょっと赴きが違うけど,Ernst Hairer,Gerhard Wanner著,蟹江幸博訳『解析教程』っていう書籍はなかなか面白い。「函数の概念は古代文明で既にあったと言われているが本当にそれは「函数」の概念なのか?」という切り口で,初等函数の起源とかを掠っている。
まちカドおるみん御嬢様 repeated this.
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